遠出したけど撮れ高が良くなかった件。

先日も書きましたが、島根へ行きました。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

その日は朝の5:20頃に出発して、『松江しんじ湖温泉駅』に着いたのが8:00過ぎ。
高速道路を2時間ぶっ続けで運転はさすがに飽きますね＾＾；
車のフロントガラスやグリルやナンバープレートには道中ぶつかって来た小虫の死骸がびっしりいっぱい。
少し掃除してから、一応駅員さんの了承を得てマイカーを駅前駐車場に置き、一畑電車に乗っていざ出雲大社へ。
乗った車両は旧南海電鉄だったんでしょうか、通称『ズームカー』と呼ばれる代物。
かなり古い車両で趣がありますが、揺れるわ五月蝿いわ。まぁそこも『趣』というのでしょう。

9:30頃に出雲大社へ着いたはいいけど……拝殿とかそこかしこで改修工事中。
撮るものも私のセンスではほとんど見つけられず、お参りしてお守り買ってそそくさと退散。
少し周りをぶらぶらと歩いてから11:00に名物『出雲そば』を昼食に。
そばを普段食べ比べたりしてないもんで、感想はただ「うん、おいしい」。
貧相な味覚ですみません＾＾；




国造り、なのか？

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

しばらく徒歩で行動するつもりだったしそれほど写真も撮らないかなと思って身軽な装備を選択しました。
ていうか“身軽な装備”を想定して少し前に買っていたのが『M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ』。
電動ズームということで操作方法に戸惑い、E-P5のAFも使いやすいわけではないので機動性という点では『？』。
スナップショットフォーカス機構のある17mmF1.8とかのほうがそれこそスナップには向いているかも。
ボケもほとんど期待できません。が、かなり寄れます。寄れば当たり前ですがボケます。この近さはそこそこ便利。
画質はまぁ、それなり。利便性とのトレードオフですね。ウェブ用に縮小すればあんまり違いはわからない。
撮らないときはレンズという存在を主張しすぎずE-P5のオシャレ感を補助する感じ。




島根でなくても撮れるコスモス。（うまいこと被写体を見つけられなかったので）

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

歩き疲れて松江に戻ったものの、日没の時刻まで2時間強あったので
撮影スポットの近くにある島根県立美術館にて企画展『伊藤若冲と京の美術展』を観ました。
島根まで来て京都ゆかりの美術作品を観ることになるとは思わなかったけど時間つぶしにちょうど良かった。
絵画のことはよくわからんが伊藤若冲は有名だし好きだしで見入ってしまって、
もっと若冲作品があれば良かったけどまぁそこそこ満足。
見終わった後に売店の特設コーナーで若冲の画集っぽい本を買おうと思ったけど大きくて高かったのでやめた。




島根でなくても撮れる……これは……何ですか？ 桟橋の跡？？

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

日没の1時間ほど前、撮影スポットにはすでに何人か集まっており、あぁやっぱり有名な景色なんだなぁと実感。
時間が経つにつれてどんどん人数が増えてきましたが観れない人が出るほどのこともなく良い塩梅。
外国人の方もいたし、普段縁のない人たちが大勢で1つの景色を静かに同時に共有するって何だか素敵でした。
といっても私はほとんどファインダーを覗いてばかりだったんですが。




現像で赤味を足してみたけど、実際はこれに近かったような……強調しすぎのような……

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

夕景撮影では12-40mmF2.8PROが大活躍……と言いたいところですが
このレンズ、強い光源を画角に入れると途端にゴーストが出てしまう。
ただ1つの欠点と言えますけど、夕景撮影にはあんまり向いていないのか……。
そのゴーストを目立たない場所に出るようにして写していましたが効果ありましたでしょうか。



今回の旅は、どちらかというと衝動的な遠征でほとんど計画を立てておらず
一畑電車の1日フリーチケットを購入したものの撮影スポットとかわからず無駄に歩き、時間を浪費した感も否めません。
帰った後で調べてみたら、日御碕神社とか稲佐の浜とか名所が他にあった模様。
次に来る機会があれば寄ってみようか、と。隠岐の島も行きたいけど。
前々から考えてはいるけど全然実行に移っていない折り畳み自転車の購入も、そろそろ……。