2011年3月31日

京都 正伝寺 その2

正伝寺・続き。方丈へと入ります。
二匹のたぬきがお出迎え。

反対側に目を向けると
小さなお地蔵さんたちがこちらを見上げていました。

 先のダルマ狸さんと同じように
「せっかくだから見て行ってよ」
 そう語りかけてきた気がします。

それでは中へ。
銅鑼をボーンボーンと鳴らすと拝観受付。

入ってすぐにある喫煙室……。

向こうに見えるは比叡山。
美しい『借景』は健在ですが、残念ながら何処に目を向けても改修用の骨組みが。

こちらも。

こちらも……。

伏見城の床を用いた血天井。
手形……でしょうか。鳥居元忠たちの無念さがうかがえます。

何に使うんだろう。

空が閉じ込められていました。

素敵な風景も暫くおあずけですね。

先程のたぬきたちが再びお出迎え。
「少しは楽しめただろ?」
「はい」

また来ます。

終わり。

4 件のコメント:

  1. こんばんは^^
    なかなか大掛かりな工事ですね。。
    それにしても、比叡山の借景が綺麗^^

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  2. おはようございます!
    なかなか素敵なお寺ですね〜
    もう少しすれば、写真のような景色になるんでしょうね
    狸やお地蔵さんがとってもかわいいです!

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  3. ひろさん、今晩は。

    御覧の通り、がっつり工事中です……^^;
    これもお寺さんの一部だと思って見ればあるいは……

    この日は比叡山がよく見えました。
    それだけでも訪れた甲斐はあったと思います。

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  4. arcteryx1971さん、今晩は。

    そうなんです、素敵なお寺なんです。
    それだけに工事中であることがいっそう悔やまれます;_;
    花が咲く頃だけ中断して一時撤去してくれないかな……
    無茶言ってはいけませんね。

    狸もお地蔵さんもすごく可愛かったですよ〜
    ずっとファインダー向けてました^^

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