2011年3月30日

京都 正伝寺 その1

正伝寺へ行って来ました。

この日はZeiss Distagon 35mmの描写力を再確認する目的もあって
こちら正伝寺さんではそれのみで撮影しようと決めて写真を撮っておりました。
露出ディレイモードを使用して極力手ブレを排除。
そしてフォーカスエイドに頼り切らずに極力視認によるピント合わせ。
一部の写真においては成果を得られました^^;
一方で無限遠におけるピントの課題はより浮き彫りに。

それはさておき、、、

門をくぐります。

門をくぐる前に、工事中につき一部景観が損なわれているという案内を見ました。
耳をすまさずとも工事関係と思われる車両の走行音が聞こえてきます。

小川の前に再び門が。

門のそばで上を見上げる。
木がどこまでも伸びている、そんな光景。

某ネコ型ロボットの『どこでもドア』では無いですが
これから門をくぐる者に、何処か異なる世界へ赴くドキドキ感を与えてくれる
そんな佇まい。

方丈が見えてまいりました。

って、あれ?

あれれれれー?

なんとぉぉおお!

正直、なんというタイミングで来てしまったんだ、と思いました。
お寺の方に「工事期間、長いんですね」と言うと
申し訳なさそうに「柿葺きはね、時間がかかっちゃうんですよ」とおっしゃってました。

向こうに何かいます。

「おい、そこで写真撮ってるおまえ」
「……はい?」
「このまま帰ろうかと考えただろう」
「いや、そんなことは……」

たぬき?だるま?

「せっかく来たんだし帰ることはないだろう」
「はぁ」
「上がってかんかい」
「はい」



というわけで本堂の拝観へと向かいます。

その前に。何でしょうこれは。
ガヴァドン

続きます。

6 件のコメント:

  1. こんばんは^^
    改修中なんですね。。知らなかった^^;
    先日も行こうと思ってたんですよ。。

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  2. ひろさん、今晩は。

    ガッカリでした……。
    これほどの改修工事なんてのは考えてませんでした。
    しかも12月までとは……長すぎます^^;
    しかしこればかりは仕方がありませんね。
    お寺を良い状態に保つには必要なことです。
    また次の冬になったら行きましょう。

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  3. 改修時期に訪れると
    とてもがっかり
    何度か体験しています

    長い年月をかけて
    受け継がれている京都の風景ですから
    こういう一服の時間も必要なのかもしれませんけどね

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  4. こんにちは〜
    改修工事、いたたたあ〜
    残念でしたね。
    ダルマ?の顔が狸のようで面白いですね!^^

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  5. 雪だるまさん、今晩は。

    以前、建仁寺さんを訪れたときも見事に改修中でした。
    枯山水庭園なのに石が敷かれていなかったという……
    写真を撮るのに何処か気負うところがあったから
    より落胆の度合いが高くなってしまうんでしょうか。

    >一服の時間
    そうですね。
    絶え間なく美しい風景を見せ続けてくれているわけですし
    少しはお寺さん達にも休んでもらわないと、ですね。

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  6. arcteryx1971さん、今晩は。

    このお寺までけっこう歩いたんですよ。
    近づくにつれて拝観がどんどん楽しみになっていったんですが
    お生憎様でした^^;

    形からして何処から見てもダルマなんですけど
    やっぱり何処から見ても狸にしか見えない……
    こちらにはこういう粋な小物がチラホラ見られました。
    訪れる者に楽しんでもらおうという計らいですね。
    面白かったです^^

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